
高齢者や障害者が、社会的に自立した参加が出来るように考えられ、行われているバリアフリーですが、本来の目的は健康に支障のない若者などの健常者と、相互で隔たりのない環境を作るところに、その意味はあります。それを提唱しているのが「ユニバーサルデザイン」という概念です。港区でもこの考え方は浸透していて、例えば公共施設の「自動ドア」や「エレベーター」などでも適用されています。バリアフリーという概念はこのユニバーサルデザインの応急処置のようなもので、最終的には「多くの人が利用可能でわかりやすい設計にすること」です。港区でも現行で行われているバリアフリーはその途中段階に過ぎません。
港区内のマンションやアパートなどの共同住宅、また二世帯住宅などの高齢者との共同生活をの必要な環境においても、バリアフリーはもとより、このユニバーサルデザインの概念はとても大切になります。
このユニバーサルデザインには7つの原則があって
Equitable use.Flexibility in use.Simple and intuitive.Perceptible information.Tolerance for error.Low physical effort.Size and space for approach and use.
つまり「だれでも楽に使える」「いろんな使用方法」「簡単で使い方がわかり易い」「必要な情報をとらえやすい」「危険につながらない」「力を入れなくても使える」「十分な大きさ、スペースを確保する」というこ
とです。
さらに、港区をはじめとする東京都では、バリアフリー化とともにこのユニバーサルデザインを適用した都市計画がすすんでいます。特に二世帯住宅の設計段階で適用しようと心がけている設計会社も港区にはたくさんあります。